北海道剣淵町
アグリプロダクト笠井です。
今回は畑に「苦土石灰(くどせっかい)」をまく作業です。
苦土石灰といってもよくわかりませんよね。
多くの植物は中性から弱アルカリ性の土を好みますが、日本では酸性雨の影響によって土は酸性に傾いてしまっています。
「苦土(くど)」はマグネシウム、「石灰(せっかい)」はカルシウムのことを指します。
苦土石灰とは、「ドロマイト」と呼ばれる岩石を使いやすいように粉状や粒状にした肥料です。
炭酸カルシウムと酸化マグネシウムが主な成分です。
石灰には植物の根を強くする効果があり、苦土(マグネシウム)は葉の葉緑素を形成するときに必須の要素です。これが欠けると下葉から黄色くなって枯れていきます。
とにかくこれを畑に蒔いて、農作物を育てれば「元気に野菜が育つ」ということです。
こんだけ広い畑に混ぜるのも一苦労。
それでも、それでも美味しい野菜をたくさん育てたい一心なのです。
休憩中に菜の花畑で記念写真。
今年も綺麗に咲いてくれました。
--------------------------------------------------
▽サイトメニュー
Comments